受講生の声(新大卒)

主体的に学び、主張する力を養う 竹之下仁宏さん(2015年度入学)

なぜHMBAに進学されたのでしょうか

大学では経済学について学んでいました。企業を一般化して考える経済学を学んでいく中で、個々の企業が具体的にはどういった行動をとるのか興味を持つようになり、経営学を専攻できる大学院に興味を持ちました。HMBAは、大学から進学してきた学生と、社会人の方が一緒になって学習する環境が用意されています。将来就職を考えている私にとって、実社会で経験を積んでこられた社会人の方とともに学習できる環境は、社会に出てから活用できる知識を得る上で最適であると考え、HMBAを志望しました。

入学後はどのようなことを学んできましたか

1年生の夏学期では、財務会計、経営戦略、マーケティング、企業データ分析、古典講読を履修しました。経営学をほとんど学んだことがなかった私は、基礎を固めるべく幅広い分野の授業を履修することを心がけました。夏学期は授業の課題が多く、個人課題やグループワーク等で毎日朝から晩まで勉強し続ける生活が続きました。

冬学期では、戦略分析、経営組織、人材マネジメント、企業財務、ビジネスエコノミクスを履修しています。2年次では選択できる授業の数が増えるため、個々人が自分の将来研究したい分野に沿った内容を履修する機会が増えます。私は2年次に戦略と人材や組織のマネジメントの関係について研究しようと考えているので、戦略と組織を中心に学習しています。

一番印象に残ったのは、古典講読の授業です。課題図書となった書籍は、企業の成長を内部資源によって説明する非常に興味深い本でした。しかし、この授業で学べるのは書籍に書いてある学問的な知識だけではありません。読むのが難しい学術書のような文章でも正確に理解できる能力、理解した内容を再構築して論理的な文章やパワーポイントを作成する能力、それらを他人に発表して伝える能力、など多くのことが学べます。学ぶことが多い分、予習と復習に割く時間も今まで経験したことがないほど長かったです。ただ、この授業で得られる能力は、他の授業の受講や将来の仕事において非常に役立つものです。厳しい授業であることは間違いありませんが、それに全力で取り組んで得られるものを全部もらってくることをお勧めします。

ただし、授業で学ぶことだけがすべてではありません。授業を受けていく上で疑問を持つこと、さらに知りたいと思うこともあります。私は組織について興味を持っているので、社会心理学や意思決定のバイアスについても学んでいます。このように、授業と関連した分野の学習を自ら進んで行っている人は多いです。

HMBAのプログラムを通じて、自分がどのように変わったと思いますか

入学してからの一番大きな変化は、自分の意見に基づいて議論の場で主張できるようになったことです。こうしたことができるようになったのは、HMBAで数多く行われるグループワークやディスカッションのおかげです。一人で個人課題を進めるのとは違い、グループワークやディスカッションでは他人と議論することが求められます。当然他人の意見に反対したりすることもあるわけで、入学した当初は、議論の場での自己主張は勇気がいることでした。しかし、数を重ねるうちに論理的な考えに基づく主張をすることが、そうした活動では不可欠になってくることが分かります。HMBAでは、グループワークやディスカッションでの熱い議論が是とされる文化が根付いています。この環境のおかげでは、私は学内だけでなく学外でもより自己主張ができるようになりました。

また、自分から進んで勉強するようになりました。授業を受講する中で、自分の中に問題意識とは言わないまでも興味が生まれることはあります。今までは、分からないことがあってもそのままにしてしまうことが多かったです。しかし今では、そういった授業の周辺分野の学習に少しずつ取り組んでいます。

現時点でどのようなキャリアプランを描いていますか

竹之下仁宏さん(2015年度入学)さん

現時点で、私は企業の組織のマネジメントについて問題意識を持っています。ですので、直近では何かしらの形で、個々の企業に適した組織のマネジメントを支援していける職業に就きたいと考えています。また一方で、ここで学ばれる将来の起業を目指す多くの学生の方に感化されて、最近では私も起業に興味を持つようになりました。将来は起業をするか、もしくはそれを支援できる人材になりたいと考えています。

(2016年2月9日)

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