受講生の声(留学生)

多様な視点を活かして経営の最先端へ 許寅玲さん(2014年度入学) 

HMBA入学前は、どのようなことをしていたのでしょうか

私は、北京外国語大学で主専攻として日本語を学び、副専攻として経済学を学んでいました。大学を卒業した後、中国の官庁に就職しました。そこで転勤となって日本で働いていましたが、雇用の任期満了が近づくにつれて日本の大学院に進学したいと思うようになり、一橋のMBAコースを受験しました。

受験したMBAは、一橋だけです。経営を学ぶからには一橋だと思っていましたし、HMBAの留学生プログラムや古典購読といった科目も魅力的に映りましたね。日本で出願した直後に任期満了を迎えて北京に戻りましたので、留学生特別選考の受験は北京会場で臨みました。面接前は緊張しましたが、面接中はとても良い雰囲気だったことを覚えています。

どのような科目を受講していますか

夏学期は、留学生向け講義を中心に履修しました。演習Aでは、日本企業の文化や実態などについて、講義を受けたり、工場などの現場を訪問したりしました。大学時代に一度学んでいた統計学を改めて身につけるために、企業データ分析も受講しました。

今迎えている冬学期では、経営史や企業財務、管理会計といった講義を履修しています。企業財務はケーススタディが中心で、受講生同士で何度も集まって議論を重ねています。様々な経験を持つ方々から多様な視点に基づく意見が出されますので、大変良い刺激を受けていますね。古典購読に相当する演習Bでは、山崎正和氏が執筆した『柔らかい個人主義の誕生:消費社会の美学』の輪読を行っています。1980年代に書かれた書籍ですが、論理が面白いので、非常に興味深く読み進めているところです。

忙しい日々を過ごしているかと思いますが、どうやって息抜きしていますか

たしかに非常に充実した毎日ですね。私の場合は、時間を見つけて色々な企業の技術館や記念館をめぐり、一息ついています。最近では、三菱重工業や日清食品の記念館を訪れました。それぞれに企業の考え方が反映されていてとても面白いですし、息抜きと言いながらも良い勉強になっています。

今後の抱負を聞かせて下さい

二年次には、経営のワークショップに入りたいと思っています。環境経営に関心がありますので、今はそのことについて調査したいと考えています。環境問題は年々深刻になってきていますから、経営のあり方を考え直すことはとても重要だと感じます。

MBAコースを修了した後の就職先としては、メーカーを志望しています。HMBAでの学びを活かしながら就職先で環境経営に貢献できれば、とても嬉しいですね。

編集注

 ワークショップとは、HMBA2年生が履修するゼミ形式の講義のことを指します。それぞれの専門領域に応じて、経営(人事)、経営(戦略)、経営(企業・産業)、イノベーション、マーケティング、金融・保険、会計・財務、サービス・ホスピタリティ・マネジメントが開講されています。それぞれ10名程度で開講されるこの少人数教育は、HMBAの特徴のひとつです。

( 2015年3月3日)

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